完全食の栄養を比較!グルテンフリー、ヴィーガンも!おすすめの完全食はこれ!

ライフハック
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アメリカのシリコンバレーでブームとなり、日本でも広まりつつある「完全食」。
各メーカーから様々な種類の「完全食」が発売され、最近ではコンビニで入手することもできるようになり、ますます身近な存在になってきました。

手軽に栄養バランスの良い食事ができる「完全食」ですが、各商品にはどのようなちがいがあるのでしょうか?
各メーカーの「完全食」を比較してご紹介しますので、皆さんに最適の「完全食」を見つけてみてください。

完全食について

完全食とは

「完全食」とは、人間に必要な栄養素をすべて含んだ食品、食事のことをいいます。「完全栄養食」と呼ばれることもあります。

日本では厚生労働省が「日本人の食事摂取基準」として、健康の維持を目的とした各栄養素の摂取基準を設けています。「完全食」はこのような、人間に必要な栄養素のほぼすべてをまかなえるように、バランスよく栄養を配合された食事となります。

一般的にバランスの取れた料理というのもある意味「完全食」ではあるのですが、最近、流行りの「完全食」と呼ばれる食品は、粉末、パスタ、パン、ドリンクなどの形態で提供され、栄養バランスの取れた食事が手軽にできるように工夫されています。

毎日、バランスの取れた料理を作るのはかなり大変だと思いますが、例えばパンを食べるだけで栄養の偏りのないバランスの良い食事がとれるしたらとても便利ですよね。

「完全食」が流行りだしたきっかけはこの手軽さにあります。

完全食の良いところ

「完全食」の良いところは次のようなところです。

  • 栄養バランスがよいので、食事に気を使う負担を減らせる
  • 調理の手間が少ない
  • 素早く食べられる(飲める)
  • 価格がそれほど高くない (多くの商品が1食あたり500円程度かそれ以下)

完全食はどこで買えるか?

完全食はどこで買えるのでしょうか?
主にインターネット上の各メーカーの通販サイトで購入するものが多いようですが、BASE FOOD(ベースフード)社のBASE BREAD(ベースブレッド)などは一部のコンビニで売られるようになっています。

また、現在は製造終了していますが、日清食品が発売するせは通販サイトLOHACO(ロハコ)で購入することができたようです。
その日清食品は、2021年8月2日に FUTURE FOOD CREATOR という完全栄養食プロジェクトのサイトを開設しています。
https://www.nissinfuturefood.com/
All-in PASTAは現在購入できなくなりましたが、まだまだ多くの新しいメニューを開発中のようです。

日本の大手メーカーも参入してきており人気も話題性も充分ありますので、今後はスーパーやコンビニでも売られるようになってくるのではないかと思います。

商品紹介

BASE FOOD (ベースフード)

販売元:ベースフード株式会社

完全食 BASE FOOD(ベースフード)
BASE FOOD®は、1食で1日に必要な栄養素の1/3がすべてとれる完全栄養食。バランスのとれた主食を、毎月ご自宅にお届け。栄養のベースを支えます。公式サイトでの購入が最もお得です。

パン、パスタ、お菓子の完全食。粉末タイプの完全食も多いですが、BASE FOOD ではきちんとした主食としての食事を提供しています。
普段たべているパンやパスタをBASE FOODに置き換えるだけで、お手軽においしくて栄養バランスの良い食事にすることができます。
また、クッキータイプの完全食もありますので、おやつにも最適です。

BASE BREAD (ベースブレッド)

「BASE BREAD (ベースブレッド)」は完全栄養のパンです。
「プレーン」、「チョコレート」、「メープル」、「シナモン」、「カレー」の5種類があります。

2袋で1食分の栄養となるように作られています。

また「メープル」、「シナモン」は1袋に2つ入っていますので、小分けして食べたい方はこちらを選ぶのが良いかもしれません。

価格は、種類や定期購入かどうかで変わりますが1食あたり大体300~450円くらいです。

こちらはオンラインショップでの販売のほか、まだ販売地域が限られますが首都圏のファミリーマートでも購入することが可能です。

BASE PASTA (ベースパスタ)

「BASE PASTA (ベースパスタ)」は完全栄養のパスタです。
平打ち麺の「フェットチーネ」、細麺の「アジアン」の2種類があります。

こちらは少し調理が必要で、熱湯で3分間ゆでて味付けをして食べます。

公式サイトでは、「フェットチーネ」はクリームソース や ボロネーゼ、「アジアン」は焼きそば や ペペロンチーノのアレンジがおすすめされています。

BASE COOKIE (ベースクッキー)

「BASE COOKIE (ベースクッキー)」はクッキーの完全栄養食です。

お菓子タイプの完全栄養食で、4袋で1食分の栄養となります。

ただ、こちらはメインの食事というよりも、おやつとしてつまむのが良いと思います。

おやつでも栄養バランスの良い完全食なので、ギルトフリーで食べることができます。

COMP (コンプ)

販売元:株式会社コンプ

COMP | 公式サイト
COMPは厚生労働省『日本人の食事摂取基準(2020年版)』を参考に、日本人の健康に欠かせない必須栄養素を独自のバランスで配合した日本発のバランス栄養食です。三大栄養素(タンパク質、炭水化物、脂質)だけでなく、ビタミンやミネラルもしっかりと摂取することができます。

COMPは日本で初めて販売された完全食です。
パウダー(粉末)、グミ、ドリンク(飲料)、アイスの完全食が販売されています。また、COMPにまぜることで風味を変えることができる「COMP Flavor(コンプ フレーバー)」という商品も販売されています。

各商品の名前はバージョンやモデル名が付与されており、名前から商品の内容が判断できるように工夫がされています。

例:COMP Powder LC v.1.1

v.1.1という表示は、バージョンを表しており、商品が改良されるごとにバージョンが上がっていきます。

TBやLCといった記号は栄養のモデルを表しています。

TB:トータルバランスモデル(PFCがバランスの取れた量 ※日本人の食事摂取基準に基づく)
LC:糖質調整モデル(低糖質)

※以下で紹介する商品の各バージョンは 2021/8/23 現在

COMP Powder TB (コンプ パウダー TB)

「COMP Powder TB (コンプ パウダー TB)」はパウダータイプの完全食で、トータルバランスモデルです。
日本人の食事摂取基準を参考にしたバランスの取れた栄養を摂ることができます。

パウダー タイプですので、水を加えてシェイクして飲みます。

味は上品なプレーン風味(きな粉のような風味)。
個包装1食使い切りと、大袋のタイプがあります。

COMP Powder LC (コンプ パウダー LC)

「COMP Powder LC(コンプ パウダー LC)」はパウダータイプの完全食で、糖質調整モデル(低糖質)です。
1食400kcalあたりの糖質量は4.9gとなっており、PFCバランスが低糖質に調整されています。糖質制限をしている方は、この商品を選択することで糖質制限を継続しつつ完全食を摂ることが可能です。

パウダー タイプですので、水を加えてシェイクして飲みます。

味はリッチミルク風味。
個包装1食使い切り。

COMP Ice TB (コンプ アイス TB)

「COMP Ice TB(コンプ アイス TB)」はアイスクリーム タイプの完全食で、トータルバランスモデルです。
1カップ 220kcal と通常のCOMP Powder と比べ、半分ほどのエネルギーとなっています。

味はソイミルク(豆乳)風味。
個包装1食使い切り。

COMP Gummy TB (コンプ グミ TB)

「COMP Gummy TB(コンプ グミ TB)」はグミ タイプの完全食で、トータルバランスモデルです。
UMA味覚糖との共同開発、グミタイプにすることで粉末タイプでは味わえない「咀嚼」を楽しむことができます。また、水を混ぜる必要もないため、携帯性にとても優れています。

味はフルーツミックス風味。
1袋50g、200kcal ジップ付き。

COMP Drink TB (コンプ ドリンク TB)

「COMP Drink TB(コンプ ドリンク TB)」はドリンク タイプの完全食で、トータルバランスモデルです。
ドリンク タイプなので、注ぐだけですぐに飲むことができます。

味はソイミルク(豆乳)風味。
1パック 1000ml、1000kcal。

Huel

販売元:Huel Ltd(イギリス)

ヒュエル|Huel®|世界No.1の完全栄養食ブランド
Huelはカラダが必要とする栄養素が全部つまった完全栄養食です。三大栄養素のたんぱく質、脂質、炭水化物を理想的なバランスで配合。さらに26種類の必須ビタミン&ミネラル、食物繊維などを豊富に含んでいます。

イギリス発の完全食で、日本で購入することも可能です。
パウダー(粉末)、ドリンク(飲料)の完全食が販売されています。

海外からの輸入となりますがWebサイトや商品説明も完全日本語化されており、安心して購入することができます。
日本のみならず世界各国で販売を行っており、日本で展開するほかの企業と比べ、より多くの実績があるところが強みです。
また、商品の特徴として動物性食品を含まないヴィーガン対応、原材料の品質、殺虫剤や重金属の徹底した管理など、健康や環境により配慮した取り組みを行っています。

Huel Powder (ヒュエル パウダー)

「Huel Powder (ヒュエル パウダー)」はパウダータイプの完全食です。
バニラ、チョコレート、バナナ、ベリー、コーヒー、フレーバー無し(甘味料抜き)のフレーバーが選択できます。
甘味料を気にされる方は、甘味料抜きの「フレーバー無し」がおすすめです。

完全食の基本的な栄養成分に加え、コンブチャ、プレ&プロバイオティクスなどより健康を意識した原料が使用されています。

パウダー タイプですので、水を加えてシェイクして飲みます。

Huel Black Edition (ヒュエル ブラック エディション)

「Huel Black Edition (ヒュエル ブラック エディション)」はパウダータイプの完全食です。
バニラ、チョコレートのフレーバーが選択できます。

Huel Powderと比べ、炭水化物を減量、タンパク質を増量、人工甘味料の不使用、グルテンフリーという点が異なります。
こちらはフレーバー無しは選択できませんが、どのフレーバーも合成甘味料を使用していないので安心して摂ることができます。

パウダー タイプですので、水を加えてシェイクして飲みます。

個人的には Huel Black Edition のバニラがおいしく飲めて大好きです。

Huel Ready-to-drink (ヒュエル レディ トゥ ドリンク)

「Huel Ready-to-drink (ヒュエル レディ トゥ ドリンク)」はドリンク タイプの完全食です。
バニラ、チョコレート、ベリーのフレーバーが選択できます。

ボトルに入ったドリンクとして提供されます。
1食分の量なので、コップに注ぐ手間もいらず、より手軽に飲むことができます。

カロリーの比較

ここからは、各製品の栄養素の比較を行っていきます。

「カロリー」とは、人間が活動するのに必要なエネルギーの量を表します。
三大栄養素と呼ばれる タンパク質、脂質、炭水化物 によりエネルギーが作られます。

各商品の1食あたりのカロリーは、次の通りです。
※大袋など複数食分がまとめて販売されている商品は、1食あたりの量に換算しています。
※1食あたりの量は、各商品が提示している量です。明記がない場合は独断で設定しています。
※フレーバー等のバリエーションで数値が異なる場合は、代表商品のみ記載
※栄養素等表示基準値に基づき、1日の基準値に対する割合を算出(栄養素等表示基準値:日本人の食事摂取基準に基づき人口により加重平均した値)

三大栄養素(エネルギー産生栄養素)の比較

人間に必要な栄養素のうち、エネルギー(カロリー)を作り出すのに必要な栄養素である「タンパク質」、「脂質」、「炭水化物」のことを総称して「三大栄養素」と呼びます。
最近では、「エネルギー産生栄養素」とも呼ばれているようです。

各商品の1食あたりの「三大栄養素(タンパク質、脂質、炭水化物)」は、次の通りです。
※1食あたりの量は、前述の「カロリーの比較」の表に掲載した量と同様です。

ミネラル・ビタミン・その他栄養素の比較

三大栄養素のほかに、人間が生きていくのに必要な栄養素として「ビタミン」、「ミネラル」があります。
三大栄養素と併せて「五大栄養素」とも呼ばれるます。

厚生労働省が発表する「日本人の食事摂取基準」でも「ビタミン」、「ミネラル」について推奨、目安となる量が示されています。

また、その他の栄養素として、n‐3 系脂肪酸、n‐6 系脂肪酸、食物繊維についても比較を行っています。
これらは厳密には「脂質」、「炭水化物」の一部ですが、健康を維持するのに必須の栄養素として、それらとは別で基準値が定められています。

各商品の1食あたりの「ビタミン、ミネラル、その他栄養素」は、次の通りです。
※1食あたりの量は、前述の「カロリーの比較」の表に掲載した量と同様です。

食事制限への対応

ここまで、栄養素について比較を行いましたが、原材料についてはどのように違いがあるのでしょうか。
食事制限によっては食べられる食材が変わりますので、気になる方も多いと思います。

細かい原材料については各商品の公式サイト等で確認していただきたいのですが、人工甘味料不使用、ヴィーガン、グルテンフリーに対応しているかどうかを調べてみました。

※アレルギー対応に関しては各商品の公式サイトを確認して下さい。
※日々の商品改良によって原材料が変わる可能性があります。かならず購入前に原材料を確認して下さい。

人工甘味料不使用

BASE FOOD

  • BASE BREAD
  • BASE PASTA
  • BASE COOKIE

COMP

  • COMP Powder TB
  • COMP Powder LC
  • COMP Ice TB
  • COMP Gummy TB
  • COMP Drink TB

HUEL

  • Huel Powder フレーバー無し(甘味料抜き)
  • Huel Black Edition

ヴィーガン対応

HUEL

  • Huel Powder
  • Huel Black Edition
  • Huel Ready-to-drink

グルテンフリー対応

COMP

  • COMP Powder TB
  • COMP Powder LC
  • COMP Ice TB
  • COMP Gummy TB
  • COMP Drink TB

HUEL

  • Huel Black Edition

※Huel Black Edition 以外のHUEL商品にはオーツ麦が使用されていますので、ここでは念のためグルテンフリーには含めていません。オーツ麦がOKの方はHuel Black Edition 以外のHUEL商品も選択できます。

オススメの完全食はある?

今回は、3社が販売する各完全食をご紹介しましたたが、各ブランドや商品によってその特徴も様々です。ですので、なかなかこれが「オススメです!」とは一口には言えません。

目的やライフスタイルによって最適な完全食は変わってきますので、ここで紹介した内容を参考に是非とも皆様にあった完全食を見つけてください。

ちなみに私は「Huel Black Edition」を好んで選んでいます。
ヴィーガン、グルテンフリー、高タンパク質、糖質控えめ、手軽なパウダータイプ、人工甘味料不使用と欲しい内容が一通りそろっていました。

味は好みがあると思いますので、それぞれ味わって選ぶのが良いと思います。いっそのこと完全食だし味は気にしないと割り切ってしまえば、選択肢が増えてよいかもしれませんね!?

まとめ

毎日、栄養バランスの取れた食事を摂ることはなかなか大変ですが、完全食を食べることでその負担はかなり軽減されます。

手軽さと栄養バランスがとても魅力的な完全食ですので、まだ体験したことがない方は是非とも一度試してみて下さい。特に忙しい朝やお昼に重宝すると思います。

手軽で、おいしくて、栄養満点の食事が家庭でできるようになる、完全食はそんな未来を感じさせてくれました。

今後のさらなる完全食の発展に期待します! 

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